付箋メモ術
付箋を貼っても思い出せないのはなぜ?「あとで」をやめる一言メモ
研修中に「あ、これ大事」と思って、テキストにペタッと付箋を貼る。あとで調べよう、あとでまとめよう、と。
そして数日後。その付箋を見て、こう思うわけです。
「これ、なんで貼ったんだっけ?」
付箋あるある
こんな経験、ありませんか。
- 貼った理由が思い出せない
- 何を調べようとしていたのかも分からない
- 持ち歩いているうちに剥がれて、どこに貼ってあったのか不明になった
- 付箋が増えすぎて、結局どれが大事なのか分からない
付箋を買い足すたび「今度こそ使いこなそう」と思うのに、いつのまにか同じことになっている。よくうかがう話です。
これは記憶力の問題ではありません
「歳のせいかな」と思われるかもしれませんが、違います。付箋という道具の性質の問題です。
付箋を貼るという行為は、こういう意味を持っています。
「今は考えない」と決めること。
大事だと感じた。でも今は聞くのに忙しいから、あとで考えよう。だから目印だけ残しておく。とても合理的な判断に思えます。
けれど、ここに落とし穴があります。貼った瞬間に、もう忘れかけているのです。
「大事だ」と感じたときには、理由がありました。自分の職場のあの場面で使えそうだ、とか、この前うまくいかなかったことの答えだ、とか。その結びつきこそが大事な部分で、付箋にはそれが残りません。
残るのは「ここに何かあった」という目印だけ。中身は頭の中にありましたが、それは数日で消えます。
付箋が増えるほど、どれも同じになる
もうひとつの問題は、量です。
付箋を貼るのは簡単なので、気になるたびに貼れてしまいます。そして5枚、10枚と増えていくうちに、どれが本当に大事だったのかが分からなくなります。
これは、ノートを全部書いてしまうのと同じ現象です。全部に目印がついているのは、目印がないのと変わりません。
やることは、ひとつだけ変えれば大丈夫
難しいことではありません。
「使える!」と思ったその場で、一言だけ書く。
付箋を貼るかわりに、ノートに書きます。長い文章は要りません。
大切なのは、「なぜ大事だと思ったのか」を一緒に書くことです。
- ❌「情報共有の工夫」(あとで見ても、何のことか分からない)
- ⭕️「情報共有の工夫 → うちの申し送りで使えそう」
矢印のあとの数文字。これがあるだけで、数日後に開いても意味が分かります。付箋には書けない部分です。
そして書くのは一瞬で終わります。付箋を取り出して貼る時間と、そう変わりません。
「今は考えない」をやめる
結局のところ、付箋の問題は判断を後回しにしていることです。
あとで考えようと思ったことは、たいてい考えません。時間ができないからではなく、そのころには「なぜ大事だと思ったか」が消えているからです。
逆に、その場で一言書けたなら、判断はもう終わっています。あとで整理し直す必要もありません。
付箋がゼロのノートへ
その場で書けるようになると、こうなります。
- 付箋を貼る必要がなくなる
- 剥がれる心配もない
- 現場で「あれ何だっけ」と思ったとき、ノートを開けばすぐ分かる
研修で「使える!」と感じたことが、そのまま現場に持っていける形で残ります。
その場で書く練習ができます
とはいえ、聞きながらその場で判断して書くのは、慣れが必要です。最初は「あとで」に手が伸びます。
わたしが開いている無料のノート体験会では、実際に手を動かしながら、聞きながら書く感覚をつかんでいただいています。説明を聞くだけの会ではありません。
毎日3回(朝9時・13時・20時)オンラインで開いていて、所要時間は約70分です。ノートとペンだけご用意ください。体験会の日程はこちらからご覧ください。
無料のノート体験会を毎日ひらいています
説明を聞くだけの会ではありません。その場で手を動かして、ご自分のノートが変わるところまで体験していただきます。
無料のノート体験会に参加するご案内はLINEからお送りしています毎日3回(朝9時/13時/20時)・所要時間70分・参加費無料
カメラも音声もオフのままで大丈夫です。無理な勧誘はいたしません。